TOP > 同窓生・在校生紹介

◆同窓生・在校生紹介

 各地で活躍している同窓生・在校生を紹介いたします。

○内山あやさん プロ棋士を目指して 全国大会準優勝
 平成29年に大井第一小学校(竹組)を卒業した内山あやさん(現在品川区立伊藤学園7年生)は、今年(平成30年)8月に山形県天童市で開催された「第39回全国中学生選抜将棋選手権大会」に東京都代表として出場し、女子の部で準優勝しました。
 内山さんは3年生のはじめに将棋に出会い、図書館で本を借りてルールや戦法などを学びました。そして、すまいるスクールの将棋教室にも通い始めました。すまいるスクールで指導にあたっているのは、将棋連盟公認将棋普及指導員の資格を持つ、作田健一さん(現PTA会長)です。
 平成27年、内山さんが小学5年生の時に、作田指導員の息子さんたち(伸一君・当時6年生、勇一君・当時3年生)とチーム(大一すまいるチーム)を組み東京都大会の団体戦に出場し、優勝しました。
 現在は、作田指導員を通じてのご縁もあり、北島忠雄七段の門下生として、日々将棋の勉強に励んでいます。これからの活躍が期待されます。

全国大会準優勝(平成30年)



東京都大会団体戦優勝(平成27年)



師匠の北島忠雄七段と内山あやさん(長原こども将棋教室にて)



○柿沼英樹君(小4)が東京都教育委員会賞を受賞しました

 大井第一小学校4年の柿沼英樹君(現在5年生)は、平成29年度東京都小学生科学展で、教育委員会賞を受賞しました。
 柿沼君は小さいころから昆虫が好きで、1年生のころからクモを飼って、研究し、博物館に相談に行ったりしていました。クモは大井埠頭の中央海浜公園までお母さんと自転車で行き、採集します。昨年(平成29年)、夏休みの自由研究で「くもの糸はどのくらい強いのか」と「スパイダー新聞」の2点を出したところ、学校、そして品川区の推薦となり、東京都に提出され、各市区町村及び特別支援学校2校からの代表1点、計64点の中から、教育委員会賞となり、平成29年11月26日に科学未来館で表彰されました(東京都都知事賞は杉並区の5年生)。
 柿沼君は現在もクモの研究を続けており、8匹飼育しています。これからは各地のくもの採集に行き、もっと詳しく知りたいということでした。
 クモの糸の強度は鉄鋼より強く、伸縮性はナイロンを上回り、各地の大学でレーザー光線を使った太さ測定など、ハイテク機器を利用した研究がされています。小学生が自分のやり方で研究しているのに驚き、感心しました。この努力が今後とも続くことを期待します。





○大橋鎭子さんと大井第一小学校
同窓会理事 岸本昌良
 今年(平成28年)放映されている、NHKの朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」の主人公小橋常子は『暮しの手帖』を創刊した大橋鎭子さんです(以下鎮子さん)。
そして、鎮子さんは大井第一小学校(以下第一小)の卒業生でした。しかし、ドラマでは鎮子さんの第一小時代は出てきませんでした。ですが、鎮子さんが89歳の時に昔を思い出して書いた自伝『「暮しの手帖」とわたし』(暮しの手帖社発行)を読むと、戦前の第一小や鹿島町(現大井六丁目)の様子が描写されています。昔の様子が分かる貴重な資料なので、紹介したいと思います。
大井転居前
鎮子さんは元から大井に住んでいたわけではありません。大正10年、鎮子さんの父親は北海道の工場に、母と鎮子さんを連れて赴任しましたが、風邪をひき、悪化し、肺結核と診断されました。大正15年、父親は会社を辞め、牛込区(現新宿区)に移り、それから、鎌倉病院(鎌倉)に入院しました。戦前はペニシリンなどの抗生物質がなく、結核は死亡率の高い悪性の病気で、転地療養も治療法の一つでした。そこでも良くならず、親族の勧めもあり、昭和3年に東京に戻ることになりました。
オゾンの吸えるところ
 鎮子さんのお母さんは、お父さんの病気のために、東京でオゾンの吸える海岸近くの場所を探し(43頁)、大井鹿島町に移ってきました。そして、鎮子さんのお父さんは入院先が決まるまで、家の二階で過ごし、「東の窓から、東海道の線路と、その向こうに東京湾が広がって見えて、朝夕の眺めはきれいでした。」(45頁)といいいます。大橋家は海のそばの家に引っ越したわけです。現在は、東京湾の埋め立てが進み、鹿島町から海は眺められません。時代の変化に驚かされます。
いい小学校
 鎮子さんの母親は「いい小学校」を探し(43頁)、第一小に転入しました。転校したとき、「クラスの人はとても親切でした。『オオハシさん』『オオハシさん』と、わからないところを教えてくださったり、お昼の休み時間にもすぐ遊んでくださって、私の楽しい小学校時代が始まりました。」(43頁)とあります。鎮子さんは第一小に入学する前に牛込区の小学校に一時転入しました。その時は北海道弁などで、なじめず、「学校に行くのがいやでいやで、ぐずぐずする私を、母が引っぱるようにして」学校までついて来たといいます(40頁)。第一小の子供達のやさしさにふれた気がします。
 そして、昭和7年に女学校の入学試験があり、「第六高女(都立三田高校)を受けた大井第一小学校の生徒16人は全員はいることができました。」(53頁)と記しています。現在、第一小卒業生の半数くらいは他地区の公立・私立中学に進学しています。鎮子さんの文章を読むと、昭和初期から、第一小は進学者の多い、いい小学校だったようです。
 以上大橋鎮子さんの著作から第一小関連をまとめてみました。(平成28年8月3日)

NHKで現在(平成28年)放送中の朝の連続テレビ小説

○「とと姉ちゃん」のモデルは卒業生

NHKで現在放送中の朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のモデルは大井第一小学校の卒業生です。主役「小橋常子」のモデルは、「暮らしの手帳」を創刊した大橋鎭子さん(故人)です。鎭子さんをはじめとする三姉妹は全員大井第一小学校の卒業生です。

★大橋鎭子(長女) S6年卒雪組 2013年没
★横山晴子(次女) S9年卒雪組
★大橋芳子(三女) S12年卒雪組 2014 年没

追加事項
大橋常子様についてはLinkIcon同窓会会報16号に津田様より追悼の文章が掲載されておりますのでそちらも合わせてご覧ください。